保護者のみなさまへ
県立佐渡中等教育学校(仮称)          についての Q&A

1 中高一貫教育校の選択的導入とは…?
 
 小学校卒業後、指定された中学校へ自動的に入学する現行の制度に加えて、中高一貫教育校への進学を選択することが可能になったことです。


2 中等教育学校と既存の中学校とのしくみの上での大きな違いは…?
 
 既存の中学校では、生徒は在学中の3年間に自分の興味・関心や適性などを考えながら、自分にあった高等学校を選択し、入学検査を経て進学します。
 佐渡中等教育学校では、高等学校に相当する後期課程に進学する際の入学検査を実施しませんので、中学校と高等学校を接続して6年間を見通した教育課程を編成することができます。 

3 佐渡中等教育学校の教育内容は…?
 
 6年間の学校生活の中で、計画的・継続的な教育活動を行います。生徒一人一人の能力や個性を伸ばし、将来の進路を見つめさせながら、自己の在り方・生き方を考えさせるとともに、豊かな人間性と知性を育成します。
 具体的な教育内容として、たとえば、時間をかけて生徒がわかるまでていねいに授業を行います。数学と英語では、少人数授業によりきめ細かな指導を行います。
 また、学習習慣を定着させ、6年間を見通したゆとりのあるカリキュラムにより、確かな学力を身に付けます。さらに、地域の歴史や文化などを学ぶ体験学習で郷土を愛する心を育んだり、学校行事や部活動などを通して気力や体力を培ったりします。 

4 入学者の選抜は…?
 
 佐渡中等教育学校は、80人の入学定員を設定し、6年間を通じて学習面や特別活動において特色ある教育を行います。したがって、お子さんの入学への意識や目的意識、また当校の教育課程への適性などをみるために入学者選考検査を行います。
 入学者の選考に当たっては、学力検査は実施せず、面接、作文、グループ活動等によって選抜します。

5 出願資格は…?

 平成20年3月小学校または特別支援学校の小学部卒業見込みの者になります。

6 前期課程から他の高等学校への進学は…?

 佐渡中等教育学校では、6年間を見通した計画的・継続的な魅力ある教育課程を展開しますので、生徒が他の高等学校に進学することを想定していませんが、制度上は可能です。

7 学校行事や生徒会活動の特徴は…?

 前期課程(中学1〜3年に相当)と後期課程(4〜6年)の生徒が、協力しながら体育的行事や文化的行事などを実施することにより、幅の広い異学年交流が可能になります。

8 制服は…?  「佐渡中等教育学校通信」第4号で披露

 新しい学校にふさわしい制服を検討中です。

9 入学金や授業料は…?

 入学金は徴収しません。また、県立中等教育学校の前期課程は、他の市町村立中学校と同じ義務教育ですので、授業料の徴収もありません。後期課程に進級するときに後期課程進級手数料を徴収します。また、後期課程3年間は他の県立高等学校と同じように授業料が必要になります。

10 地元の中学校から高等学校へ進学するか、中高一貫教育校か、迷うのですが…?

 中高一貫教育校のしくみや佐渡中等教育学校の教育内容について、お子さんにお伝えいただき、お子さんの性格や適性、将来の夢などを考え合わせながら、いっしょにじっくり話し合ってみてください。

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